その歴史は古く17世紀のジャワの王室で女性の美を保つために行われていたものです。
王族から庶民へ受け継がれて島から島へ、村から村へと広まっていったマッサージです。
以来、バリニーズマッサージはジャムー(日本でいう漢方薬)などと併用され、治療の補完療法とされています。
バリでは、人の身体には神の魂が宿っていると考えられていて、マッサージによって神を悦ばせて呼吸によって魂を浄化させるのだそうです。
バリエステ・マッサージは日本ではリラクゼーションのイメージが強いですが、実際は王族の健康回復の為に数千年をかけ伝承発展してきた技術になっています。
バリでは今でも民間療法の一つとして考えられています。
【技法】
施術はすべてオイルを用いてオールハンドで手の平や指、手根や腕などを使って ゆっくり重みのある圧をかけながらリンパの流れに沿ってゆっくりと押しなでていき、汗がじんわり出るまで身体をほぐす事で、自律神経やホルモンのバランスを整え、自然治癒力の向上、リンパや血液循環を促進、疲れやコリを解消します。
またくすみや浮腫みを取り除く解毒(デトックス) の効果もあります。
好きな香りのオイルや効能で選ぶことが出来るので、大きなリラックス効果に繋がります。
「ロングストローク」「ストレッチ」のテクニックを使ったバリ王朝時代から伝わる伝統的かつリズムのあるオイルマッサージで基本的にはリンパにそったマッサージで筋肉をほぐしていきます。